アレアレ・マーケットは、「フリーマーケット」と「音楽」をふたつの柱として、茅ヶ崎の路地裏の活性化を図ろうと企画しているイベントです。フリーマーケットのお客さまが、楽しくお買い物ができるように。逆に音楽が、アーティストが、人を呼び、フリーマーケットの会場をにぎやかに彩るために。そして茅ヶ崎を、もっと音楽のあふれる街にするために。そんな路地裏を楽しくするイベントを目指すにあたって、生演奏のライブは欠かせないと考えています。

アレアレ・マーケットはもちろん、各法規や条例を遵守し開催しています。さらに、アレアレ・マーケットの会場は騒音規制の緩い商業地区に位置していますが、周辺にはお住まいの方々も少なくありませんし、地域のみなさんと一緒に盛り上げないとイベントの意味が半減してしまうので、ライブの音量に関しては、日中の基準ではなく、早朝や夜間に準じた音量で開催しています。

この街の路地裏を活性化させるために、地域のみなさんのご理解、ご協力を、ぜひお願いいたします。

——ご参考——
さて、茅ヶ崎市では「騒音規制法」、「振動規制法」、「神奈川県生活環境の保全等に関する条例」に基づき、工場又は事業場から発生する騒音及び振動に関する規制を行っています。そして住環境を重視した住居専用地域もあり、そこには厳しい騒音・振動に関する規制があります。

茅ヶ崎市のWEBサイト
騒音・振動の規制基準について

アレアレ・マーケットの会場は茅ヶ崎市の都市計画での用途地域は商業地域、かつ第4種高度地区に位置しています。商業する上で、呼び込みの声(いらっしゃい、いらっしゃい! というヤツです)や集客用のBGM等(エメロード商店街では街頭スピーカーで音楽や店舗の案内を流しています)は欠かせないので、たとえば第一種低層住居専用地域等が日中は50dBに規制されているのに対し、商業地区は65dBと、15dB緩和されています。dB(デシベル)と言われてもわかりにくいかと思いますが、20dB差は、音圧で10倍違います。つまり商業地区は工業地区に続いて、かなりの大音量が許されているエリアなのです。

アレアレ・マーケットでは、当初から騒音計を使用し、周囲の音量を測りながら運営していますが、第6、7回の開催時には茅ヶ崎市役所・環境保全課による立ち会いと騒音計による音量の計測も実施し、音量が規制値以下であることや、騒音問題に関する取り組みをご確認いただいています。